【動画あり】ヤクルトが獲得したガブリエル・イノアの特徴/成績をご紹介
ヤクルトが2020年の新外国人選手「ガブリエル・イノア」を獲得したことを発表しましたので、イノアの成績や特徴についてみていきます。
ガブリエル・イノアの経歴
- 国籍:ドミニカ共和国
- 生年月日 1993年5月26日(26歳)
- 身長:188 cm
- 体重:93 kg
- 投手
- リセオ・ドン・ペペ・アルバレス高等学校
- ニューヨーク・メッツ (2016)
- ボルチモア・オリオールズ (2017, 2019)
wiki:引用
「ガブリエル・イノア」の成績
2019年の成績は、1勝10敗防御率5.61whip1.37とヤバめ
110.2回投げて67奪三振、29被本塁打と、今期ア・リーグ東地区のダントツ最下位のチームでイニングを喰い続けたスターターらしい数字と言えます。
- 2017年:MLB
9登板 2勝 3負 34回 26奪三振 8四球 防御率4.15
- 2019:MLB
36登板 1勝 10負 110回 67奪三振 26四球 防御率5.61
Gabriel Ynoa Stats | Baseball-Reference.com
成績を見ても気になるのは、異様に三振少ないのと、被本塁打29は異様な数値
制球が不安定な日に、取りに行って→打たれる。という構図が想像できます。
投手としての特徴
低めに集めてゴロを打たせるタイプ
ストレート&チェンジアップ主体にゾーンを攻める
マイナー通算BB/9=1.5のコマンドを武器としている技巧派。
これといった決め球はなく、多彩な変化球(スライダー、カーブ、チェンジアップ)を駆使しして、ストライク先行の投球で試合を作るタイプの投手。
BB9(9イニングに平均何個の四球を出すか)が2.1と数字で判断すると、四球からガタガタになるというタイプではないです。
技巧と書いていますが平均の球速は92mph~94mph(平均150㎞)です。
分かりやすいシンカーボーラなので、腕のアングルを見てもイメージ的には元ヤクルトの館山や、現ヤクルトブキャナンに近いと思います。
投球動画
3年前のマイナーでの登板
ヤクルトが前BALのガブリエル.イノアを獲得
— オイスター (@oystermarines) 2019年12月5日
36G 1W 10L 5.61ERA 1.37WHIP
フォーシームは平均93マイルと平凡だがBB/9 2.21と高い制球力を誇る。変化球もスライダー、カーブ、シンカー、チェンジアップを投げ分けるがMLBの舞台ではフォーシームが通用しなかった。果たしてNPBでは... pic.twitter.com/z7eHU4RTdw
最後に
ヤクルトはロッテのボルシンガー獲得を勝手に予想していましたが、タイプ的に丸被りなので、その線は無くなりましたね。
曲がりなりにもMLBのローテで投げていた投手なので来日が楽しみです。
以上です何か情報があれば更新していきます。