2019年ドラフトの隠し玉候補は…独立の大型捕手に「元バレー部」の変わり種

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間近に迫った2019年のドラフト会議。

佐々木朗希(大船渡高) 奥川恭伸(星稜高)など、1位指名が確実な選手動向に注目が集まっていますが、アッ!っと驚くような指名もあるのがドラフトの醍醐味。

 

そこで全国的な知名度は少ないが、将来に溢れた【隠し玉】についてご紹介します。

 

太刀川将一(札幌新川)

 
 
今年の春の大会で旭川大高に8回途中6失点(負け)
最速は141km/h、大きくガッチリと見える体格から放たれる力のある速球が魅力の投手。
 

松岡洸希(埼玉武蔵ヒートベアーズ)

 

BCリーグ・埼玉武蔵ヒートベアーズの松岡洸希投手(桶川西高校)

元々は内野手で高3春から投手を兼任し、今年から本格的に投手に。

イム・チャンヨン投手を意識したフォームで最速は148㎞

一気にドラフト候補までなった19歳

 

 

サンスポ一面に松岡洸希が隠し玉で掲載され、さすがに隠れてるとは言えないが、彼は投手を開始した時期が遅く能力以上に、大きく評価されていると思われる 

 

速水 隆成(群馬ダイヤモンドペガサス)

 

3人目は群馬ダイヤモンドペガサスの速水 隆成選手

189センチ102キロの恵体で22歳と大卒と変わらん年齢

 

今年の成績はリーグ64試合に出場して、打率.331、14本塁打、62打点

打力は既にBCLの水準を超えており、NPBへの最大のハードルは捕手としてどう評価されるかという部分にあるが、フレーミングは映像を見る限り高いレベルにある。

 

スローイングがネックらしいが、コンバート込みの打撃型として欲しがる球団はいるのではないだろうか?

 

 

佐藤一磨(横浜隼人)

 

188㎝最速145キロの大型左腕。

ゆったりとしたフォームから、長身を生かした角度のあるストレートとスライダーが武器、興南の及川に匹敵するポテンシャルを持つ左腕。

夏の全国の高校野球神奈川大会では3回戦でチームが破れ、ドラフト候補の隠し玉に

 

個人的に育成のドラフト1位はこの選手だと思う。

 

松田亘哲(名古屋大学)

 

 

中学では軟式野球、高校ではバレー部、大学で硬式デビューを果たした左腕

自分のことを「技術オタク」と評するほど勉強熱心で、理にかなったフォームを追求し続けるような向上心も魅力の国立大生

 

小沼 健太(茨城アストロプラネッツ)

 

身長188センチから投げ下ろす、角度のついた力あるストレートが持ち味。

ヒートベアーズから新規参入したアストロプラネッツに分配ドラフトで移籍してエースに抜擢された投手、MAX146km/hのストレートとカットを巧みに操る右腕

 

所感 

ドラフト会議で中もL句を集めるのは、上位で指名される選手が、育成や下位指名でも、その後のプロの世界で埋もれていた素質が開花していくケースは珍しくない。

彼らのような選手にも是非注目していきたい。